最近忙しさでずっしりと重たかった頭の中に
私にとって必要なエネルギーを注入しました
昨日
DVDを数枚レンタルしてきました(o^^o)
ずっと見たかった
『ボヘミアン・ ラプソディ』
映画上映している時からずっと見たかったのですが、なかなか映画館に行く時間がないので、DVDのレンタルが始まるのをずっと心待ちにしていました^ - ^
そしてついに昨日見たのですが。
もう何て言葉で表せばよいのか。
私の幼少期の記憶が駆け巡るような、
記憶の奥深くにあった点と点が繋がったような
子供の頃から頭のずっと奥の方にあったものが
今の私を形成した音楽の全て
私が育ってきた時代のその全てがこれだったんだと思うようなとんでもない高揚感でいっぱいになりました
私は1987年生まれなので、クイーンが活躍していた時代って本当は全然知らないんです。
それなのに、私はなぜかあの時代を知っているんです。
あの時代のヒッピー文化というようなエスニックな服装がたまらなく好きで、何故かとても懐かしくさえ思う。
1番最初にメアリーと出会うシーン
このシーンの煙草の煙でまかれたような映像がとても好きで
そして音楽がもう懐かしい気持ちになり、私の幼少期の奥深くにあった記憶をぐっと引き出したのです。
それはこの曲が流れた時です
私の父親はこの時代の洋楽が大好きで
車に乗った時には必ず
ビートルズやホイットニーヒューストン
マライアキャリー
アース・ウインド&ファイア
など当時の洋楽が沢山流れていました。
そしてその人たちの歌声は子供の頃の私の頭の中にしっかりと入っているのです。
その曲をどこかで聴く事があると一気に私の記憶を呼び覚ますのです。
そして呼び覚まされた記憶はもう止められなくなる。
私は中学生時代、ビートルズが大好きでよく父親のCDを聴いていました。
もちろんマライアキャリーや
アース・ウインド&ファイア
などのアーティストも全員、すり減る程聞きました。
私には
ビートルズの中で1番好きな曲があるのですが
それは
ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ
という曲です
これは
NHKの教育テレビで1992年から1995年まで放送された海外ドラマの
『素晴らしき日々』
のテーマソングだったのですが
これが私の幼少期の記憶の中で頭に焼き付いて離れないのです
正直言ってこのドラマは何だかとても暗くて当時の私は全然好きじゃなかったのだけれど、
ビートルズのこの曲とその暗い映像が頭に焼き付いていて
その嫌いだった映像が忘れられなくてもしかしたらとても好きだったのかもしれない。
そういうあの頃の時代が私はとても好きだった。
そして
私は
ボヘミアンラプソディー を見て
その当時の記憶の全てを思い出した
あの時代フレディーの性的マイノリティが受け入れられなかった時代背景。
1人の人間の心だけでは抑えきれようのない
本当はとても繊細で、少年のように純粋で不器用で、そういう人間の持つ、魅力
そしてその繊細な1人の人間を取り巻く周りの環境、その沢山のモノの中で自分はいったい何者なのかそう自問自答しながらもぶれないで立っている事がどれだけ難しい事なのか
ラミ・マレックのあの繊細な目線
その全てがもう私の中にあるHSPの部分に入ってきて離れなくなりました。
最後のライブエイドのシーンは
もう、言葉にならない映像の仕上がりに
心を奪われたまま返ってきません。
こう、何て言うのだろう、
胸にガンガン押し寄せるようにくる映画ではなく、
何か余白を少しずつ残してくれているようなそんな映画で
その余白がこの時代を知る人々の記憶を思いを
私の幼少期の記憶を少しずつパズルのように組み込んでいくそんな感じの映画でした。
この映画は、
この映画だけで完成なのではなく、
クイーンを知る人たちの人生、記憶、思いを入れて1つの映画として完成する。
そう感じました。
実は言うと、1日で2回も見ちゃいました。
2回目はなぜか見終わった後汗だくでした。
映画を見て汗だくになったのは初めてかもしれません^_^
また1つ自分が何モノなのか知る手がかりが増えました